コンクリートの壁に直接石膏ボードを貼るならGL工法です。
最近は直接GLボンドで直接コンクリートに施工するマンションは少ないようにも思えます。
リノベーションするなら軽天を組んで石膏ボードを貼るのが最近は多いのでしょう。
同じマンションでリノベーションをしている建築家が言ってましたね。
筆者てきとーるより遅くリノベーションを開始して、わずか3,4ヶ月でフルリノベーションを完了。
まー当然といえば当然ですが。
まだまだ先は長い。
さて、GL工法ですが、まっさらな広大な壁に素人が貼り付けるのはかなり困難らしいです。
まっすぐに貼れないとか。
筆者てきとーるの場合は、壁を撤去したあとの一部に石膏ボードを埋める作業。
なので、それほ困難ではないですが、壁を隔てて違う部屋同士がどうやら水平に壁がなっておらず、うまく取り付けができない状況。
石膏ボードを貼って、あとはパテで無理やりなんとかするしかないですね・・・。
これもDIYの宿命。
無理せず、ある程度の妥協が必要です。
それでは早速DIYしていきましょう。
コンクリート、ウレタンに石膏ボードを貼る 必要な工具
必要な工具
GLボンド
こいつがないとウレタンやコンクリートに直接石膏ボードを貼れません。
一袋単位なので、DIYするにはかなりの量があまりますね・・・
コテ
GLボンドを塗るのに使います。
ちょと塗るくらいならスコップでも十分代用可能な気がしますが・・・
バケツ
GLボンドは固まるとセメントみたいにカチカチになるので、すぐに洗うか、捨ててもよい古いバケツが便利。
お気に入りの良いバケツなんてもったいない。
コンクリート、ウレタン上に石膏ボードをGL工法で貼る
GLボンドは一袋だと重たすぎて、マンションには辛いので小分けして持ってきました。
色の薄いセメントを一緒です。
GLボンドはセメントのように砂を入れるわけではなく、そのまま水を入れるだけ。
楽に施工できます。
もともとあった石膏ボードを剥がしました。
あまりにも隣の部屋とずれていたので、片面を全部剥がして施工し直しです。
ここにはもともと下駄箱があった位置で、下駄箱分がむき出しになってます。
ここも下駄箱を隔てて、水平ではありませんでしたが、許容範囲だったので、隙間にだけ貼ることに。
下駄箱解体記事↓
結果的には片面をキレイにはずして最初からやるべきでしたねー。
パテを盛ると結構膨らみが目立つことになりました。
GLボンドをねっていきます。
ドロっとするくらい、さらっとするくらい水を入れると垂れていきます。
傾けて微妙に落ちていくくらいがちょうどよいでしょう。
プレートは自作しました。
余った資材がたくさんあったので有効利用です。
GLボンドは白くて結構キレイな色あいですね。
下手すぎて嫌になります。
この部分はそんなに隙間がないのでほどほどに付けます。
ほんとうはGL団子と呼ばれるくらい、団子状にして貼るのが一般的です。
上部は隙間が広くなってきていたので、多めに盛っておきます。
そして、カットした石膏ボードをやさしく貼り付けていきます。
強く押すと戻すのが大変なので、そっと押すくらい。
水平な棒等を使って並行になるように力を優しく加えて押します。
トントンと何度も叩くようなイメージです。
完成しました。
終わってみると一部だけだとものすごく簡単に施工できます。
ビス止めもいらないし楽ちんです。
上部分にも施工していきます。
重力に逆らってボンドを付けますが、意外と落ちてきません。
石膏ボードにもボンドをのせて付けていきます。
リビング側も壁を撤去したので、壁の幅分が隙間があいてました。
こちらは最終的には石膏ボードを新しく貼った両側のパテで山と谷のようになり、光のあたり具合で凹凸になりました。
真っ直ぐ見ると水平なのですが、光でやはり目立ってしまいますねー。
カットして真横に長く貼り直すか今後検討します。
あまりやりたくないですが・・・、ゴミも多くなるし。
パット見はキレイなんですけどねー。
やはりパテを盛るとどうしても、膨らんでしまうのはしょうがないですね。
両側が膨らむので、山同士を平らに施工する必要がありました。
まとめ GL工法はまったく恐れる必要なし
最初解体したときには、壁の歪みをどう修復しようか本当に悩みました。
石膏ボードをすべて剥がすのは廃棄が大変なので絶対にやりたくないと思ってました。
全面をGL工法だと職人技が必要ですが、一部であれば十分対応可能なので、GL工法はおすすめです。
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