いよいよマンションフルリノベーションも最終章、最後に天井や壁面に棚板を取り付けます。
天井や壁面の収納は、リノベーション段階でやっておくべきです。家具で賄えない部分を壁面と天井収納を有効利用。
家具や収納はどうしても置ける場所は限られてくるし、狭い場所だと余計に収納は減ります。
そこで天井や壁面を有効利用することで、後で設置する家具に影響せず、収納を増やすことができます。
オブジェを飾る、収納ボックスを入れる、植物を飾る、見せる収納等様々な利用方法がある
壁面、天井収納の取付には、全ねじボルトが便利です。
これ↓
高さ調整も素人でも簡単にできるのと、取付も非常に簡単です。
なにより、素材が格安なのが嬉しい。
マンションだと天井に予め天井インサートがあるので、天井インサートを利用して取り付けると強度も間違い無しです。
天井インサート↓
天井インサートはマンション建築段階で90cm感覚で埋められているネジボルト用の穴。
フルリノベーションするなら事前に棚を取り付けたいところを想定しておくと、棚を取り付けるのが簡単。
天井を石膏ボード等で埋めてしまうとわかりにくくなるので、事前に軽天や木材、インサートの位置を押させておくのがGOOD
さて、それでは早速DIYしていきましょう。
キッチンカウンター下に無印風ステンレスユニットシェルフ 必要な工具
必要な工具
ハンマードリル
コンクリート天井に直接取り付ける場合は、下穴が必要になります。
ハンマードリルで穴開け時に必須。
電動インパクトドライバー
コンクリートの下穴にネジボルトアンカーを埋め込むのに使います。
パワーのある電動インパクトが便利
ディスクグラインダー
全ねじボルトを適度な長さにカットするのに使います。
ディスクグラインダーはかなり危ない工具なので、気をつけて作業しましょう。
筆者てきとーるはディスクグラインダーに何度かやられています・・・病院に行った経験も。
天井、壁面に棚板をDIYで取り付ける
ワイヤーを利用した棚板
もともとあった木材を利用して、棚板をネジボルトとワイヤーで固定しています。
ネジボルトで棚板の奥を支えて、支柱にワイヤーをとりつけて、棚板の先端を補助しています。
ワイヤーと支柱はアイアンペイントで塗装しています。
支柱だけだと当然傾いてしまうので、ワイヤーを利用。
もちろんネジボルトでも良かったのですが、スッキリ見せるのとワイヤーで見た目も繊細なイメージにしたかったので利用。
なかなかおもしろい見た目になりました。
換気扇ダクトと平行になっており、見た目的にもスッキリした印象。
支柱が刺さっている木材はグレーに塗装しています。
ワイヤーは輪っか状にして、下からビスとワッシャーで固定。
強度的にはまったく問題ありません。
全ねじボルトをコンクリート躯体に固定
全ねじボルトをアンカーに取り付けた棚です。
もともとアンカー部分はコンクリート躯体の白塗装と同じ白色で塗装していたのですが、なんとなくアンカーが浮いた印象に。
色ってかなり重要ですね。
白だといまいちだったので、最終的にはアイアンペイントで黒に塗り直しました。
アンカーが少し大きいですが、これは仕方無し。
黒に塗装したことで、統一感もあり、すっきりした見た目になりました。
植物を置いたりするのにも便利ですね。
棚板の下側には机等を置くスペースにする予定。
照明も天井部分に間接照明としてつけています。
キッチン上棚板
キッチンの上部に棚板を設置。
フライパン等大きな物でも置ける広めの棚板です。
落下防止等をつけようか迷いましたが、見た目的にいまいちになり使いにくくなる、大地震がきたときに完璧には落下防止にはなりません。
というわけで棚板だけのすっきり収納にしました。
天井インサートと、軽天にそれぞれネジボルトを固定。
軽天部分にはアンカーを軽天ビスで固定しています。
こちらも強度的にはまったく問題なし。
下部には、アイボルトを取り付けて、吊るしたりできるようにしています。
キッチンまわりは何かと収納がほしいので、アイボルトがあれば器具やタオル類をかけることができるので便利です。
ネジボルトを使うことで結構いろんなアイデアを実現することが可能です。
もともと吊り下げようとして使用されているネジボルト、棚板の固定にはもってこいなので、活用すると便利です。
まとめ ネジボルトは活用アイデア無限大
今回のフルリノベーションではかなり多くのネジボルトを活用させています。
なにより安価で、そして強度も抜群。
使い勝手もよく、アイデア次第でいろんな収納を作ることができます。
木材への固定も、木工用アンカーを使えば可能なので、ぜひ試してみてください。
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