せっかくDIYでフルリノーベーションするのだから、やってもらうと高額な作業をDIYするといいですよねー。今回はおそらく高額になるであろう施工、床暖房フィルムを格安で施工します。
もともとキッチンはリビング側とフラットにして、同じフローリングを施工する予定でした。
しかし、対面キッチンにするには床の排水管がどうやっても入らず、勾配が必要に。
結果的にキッチン部分だけ床を上げないといけないことに。
となると、同じフローリングで施工するより、キッチン部分だけタイルに変更。
フロアタイルではなく本物の石タイルです。
石タイルの方がやはり見た目も、感触も雰囲気も違いますね。
ですが、どうしても冬がおそろしく冷たくなります。
そこで床暖房です。
高い床暖房ですが、海外製の安いフィルムを選びました。
日本だと熱線ケーブルか、温水等が主流でしょうか。
海外製だとフィルムが主流なようで、かなり安く施工できます。
フィルムとコントローラーをあわせても1万円以下で施工可能。
5平方メートルで1万以下なので、普通にリビングに施工しても5万もかかりません。
施工も楽なのも嬉しい
それでは早速DIYしていきましょう。
キッチンに床暖房フィルム施工DIY 必要な工具
必要な工具
電動インパクトドライバー
DIY定番、今回も活躍します。
床暖房フィルムの上に合板を貼り付けるのに使用。
養生テープ
フィルムとフィルム上の不織布を貼り付けるのに使用します。
養生テープなんかで固定するのか?と思いますが、普通にOKなようです。
圧着ペンチ
フィルムと電源を接続するための端子圧着用です。
接続部分が最も重要なので、しっかりと施工したいですね。
キッチンに床暖房フィルムを施工 DIY
取り付けたばかりのキッチン。
排水管勾配のせいで、キッチン部分だけ高くなってます。
高くなった部分に床タイルを施工予定で、タイル下に湯暖房フィルムを施工します。
試しにフィルムを並べてみます。
幅50cmで、2mの長さが2枚あります。
配線部分を予め施工しておきます。
配線は合板部分に穴を掘ってそこを通すようにしました。
結果的には穴を開けて床下を通す箇所も出てきましたが・・・
コントロールパネルをつける部分です。
小さなパネルなので、穴も小さめ。
電源は200v仕様です。
パネル部分から下に電源を通しておきます。
ここはその後埋める部分なので、やり直しをしなくていいようにしっかりと確認しながらやりたいです。
電源と温度センサーの配線をしておきます。
温度センサーの端子です。
かなり細いですね。
配線を床下から通してきます。
フィルムの片側同じ方向に同じ端子がくるように施工。
右側には+、左側には−とういうように施工します。
まずはフィルムの下に断熱として、アルミシートを貼ります。
ごく普通のアルミシートで価格も1000円以下。
養生テープで固定しておきます。
右奥には冷蔵庫の目隠しとして格子をつけたので、床暖房フィルムもカットが必要になりました。
まー、冷蔵庫近くにまで暖房フィルムがあるのも微妙なので、ちょうどいいのかもですが。
左側はきっちり1枚2mのフィルムを貼れますが、右側は一部カットします。
温度センサー部分も施工します。
この温度センサーで、設定温度調整がキマるので重要な箇所です。
センサー部分にもしっかりとアルミテープ等で覆っておきます。
フィルムを貼っていき、養生テープで固定します。
不織布をフィルム上に貼り、その上から合板を貼ります。
さすがにフィルムの直にタイル施工はできないので、合板が必要になります。
ところどころ開封時にハサミを入れてしまい、穴が空いてますが気にしません。
合板は2.5mmの最も薄い板を使ってます。
その後ビスで固定します。
このときフィルムの通電箇所にビスを打ち込まないように注意が必要です。
あとは通電テストをして完了です。
100Vでも動きましたが、やはり暖かくなる時間が200Vをまったく違いましたね。
設備費用だけだと1万円以下でDIYできました。
まとめ 海外製フィルム暖房は安全で格安施工可能
1万円以下で快適で温かいタイルキッチンが可能。
石のタイルの感触と、暖かさがなんともたまりません。
石タイルは暖房にも最適です。
ぜひ本物で雰囲気の良いキッチンにしたいですね。
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