抵当権抹消の手続き 自分でやるのはいい経験
住宅ローンを完済しました。楽天モーゲージで借りていたローンです。
今は楽天銀行になっているみたいですが、いつ変わったのかは全くわからなかったです。
ただローン返済や繰上げには全く影響なかったので、関係ないですが。
抵当権の抹消等には会社名が変わってさらに住所等が変更になると影響してくるみたいです。
私は今現在抹消手続き申請を出したばかりなので影響があるか分かりませんが、おそらく他の方も返済されてると思うので問題ないのだと思います。
ローンの内容 私が借りていたローン
楽天モーゲージでフラット35で借りていました。当初はまだ最低金利ではなくまだ少し高い時期でした。
政府の施策でフラット35で借りると10年間は1%の優遇を受けれるという内容で、いい条件でした。
それでも1%の優遇を受けて、1.41%でした。11年目から20年目は2.11%に、21年からは2,14%になるという内容でした。
10年目までに返せない場合は一気に跳ね上がるので、借り換えを検討した方が良い内容でした。
今現在楽天銀行ではかなりの低金利でフラット35が提供されていますね。羨ましいです。
35年で組んだのはフラット35があったから、それと工務店の方からまずは長期間で借りた方がいいとアドバイスを受けました。
ローンを短縮することはできるが、延長することはできない。という言葉はいまでも忘れないです。長く借りるのはある意味特権という意味でした。
なんとか10年目までに完済したかった
10年間は住宅ローン控除があるので、お金が戻ってくる分ローンを借りていてもまあいいかなという気持ちではいれますが、10年を越えると住宅ローン控除がありません。これは結構辛いです。
年間で結構多めのお金が戻ってくるので、固定資産税に充てることができていました。
合計で2200万円を35年ローンで組んでいました。当初は10年以内に返済できるとは思っていなかったのですが、人間やればできるもんですねー。
学生時代からのケチケチ生活が身についていたせいか、節約していつの間にか返せる金額になってました。
共働きだったということも大きいです。
完済日
完済日は2019年1月4日。その当日に振り込まなければ、一旦キャンセルになるとのことでした。楽天銀行にお金を移動させるのが結構大変でした。
いろんな口座に分散していたので、それをまとめるのが面倒でした。楽天銀行からの返済は振込予約があるので簡単だったのでよかったです。
特になんの感動もなく、自動振込がされていました。その後楽天銀行から書類が届きました。
完済したんだからあとは勝手に抵当権抹消してね。
といった簡素なもの。借りるのはいろいろと手間がありますが、終わりはあっさりです。
しかも俺たちはもう関係ないよって感じでした。
抵当権抹消は頼むと1万から2万くらいするらしいです。それを頼むのにまた調べないといけません。それなら最初から自分でやる方法を調べて自分でやった方が自分の為になります。ネタにもなるので。
ということで実際にやって見ました。
抵当権抹消方法
抵当権抹消は郵送でも行えますが、おそらく素人が家で全て完成させるのは大変です。
まず調べるのにかなり時間がかかります。それより、必要な書類を揃えて法務局で教えてもらって、そのまま申請するのが最短です。
私も、午前中に電話して、何の書類必要か聞いたあと相談予約を取りました。30分対応してくれるのでそこで全て教えてもらいました。
全国の法務局は下記より調べれることができます。
必要な書類
まずはローン会社から届いた資料を全て持って行きましょう。
他に必要な書類は【登記申請書】という用紙です。これは法務局にもありますが、自分でフォームにある程度入力し、持参して行っても大丈夫です。私はある程度記入して、持って行きました。
登記申請書は下記サイトよりダウンロードおよび印刷ができます。
16)の抵当権抹消登記申請書です。
- オレンジ枠 登記申請書
- 黄緑枠 抵当権解除証書 および 委任状 (銀行から届いたもの)
- ピンク枠 登記識別情報通知 (銀行から届いたもの)
- 赤いバツ 抵当権設定契約証書 契約時に自分で記載していた(銀行から届いたもの) 資料に記載するのに抵当物件の表示枠部分が役に立ちます。
これだけあれば大丈夫です。あとは印鑑と身分証明証。
法務局へ
このいかにも古臭い感じがなんとも言えない味を出していていいですねー。
到着後相談してくれる人に全てを投げます。手取り足取り教えてくれるので、言われた通りに行います。
ある程度わかる方は記載して行った方がいいですね。久しぶりに文字をたくさん書いたのでかなり疲れました。
下記のように事前に入力した内容と、当日その場で入力したものでもいいようです。ものすごーく字が汚くてすいません。
オレンジ枠部分は私の情報を記載してます。緑枠は共有名義でローンを組んだので私と同じように情報を記載しています。
私の場合は土地と建物、さらに共有の私道の持分があったので3000円となっています。
注意点! 自分で全て記入する場合
土地の全部事項証明書という書類の通りに申請書は記載しないといけないのですが、これを持っていないと記載できないかもしれません。
おそらく、ローン申請当初にもらっているはずですが、なければ再度取得が必要です。
私の場合、無理矢理法務局の方に取得させられました。別で持ってたのにそれとは知らず。
まずこれが必要だから!とか言われて・・・・。
合計1800円もかかりました。
注意点として、順位番号というものがあり、これを正しく記載しないといけないようです。
まとめ 節約したいなら絶対に自分で申請をおすすめします
結果的には30、40分ほどで終わりました。
最後に提出後、受領書を渡されて、電話を待ってくださいとのことでした。不備がある場合も電話があるそうです。だいたい5日ほどあれば完了するので、それまで待つのみです。
これで何もなければ意外とあっさりいけると思います。
自分で全てやってもいいですが、やはり法務局へ行くのが一番です。全てがそこで完了します。
コメント