10年経過した洗濯乾燥機はさすがに故障箇所も多くなります。
今回はH59エラーを対処しました。
洗濯乾燥機が故障すると困る困る・・・
これほどまでに乾燥機が重要だと嫌というほど実感させられます。
過去何度か故障にあってきたパナソニック洗濯機。
機種はNA-VR5600L。
結構クソ機種で、基盤が壊れる設計だったり、乾燥のゴミがたまりまくったり
正直毎日乾燥まで使って、何もメンテしないと確実に5年は持たないでしょう。
さて、今回の故障のはH59。
夜、タイマーで洗濯乾燥していましたが、朝起きると・・・
H59の表示と共に、洗濯物が濡れたまま・・・
朝からめちゃくちゃ気分下がりまくり
対処方法について解説していきます。
パナソニック洗濯乾燥機 H59エラーの詳細
H59エラーとは?
H59:減磁電流検知回路が所定回数以上動作
まったくもって意味不明なエラー・・・
全エラー内容の詳細は下記記事参照↓
UとHで始まるエラーがあるのですが、Hで始まるエラーは結構危険です。
確実にどこかがやられてます。
エラー内容の所定回数以上動作という点から、
うまく機能していない回数が数回検出されエラー検知
今回は乾燥ができていないので、乾燥機能がダメになった。
乾燥できないトラブルの原因は? H59
送風モーターの異常
実はここ数ヶ月か1年以上、送風時の異音が気になってました。
キーンと甲高いような、何かが擦れているような音。
正直いつでも爆発してもおかしくない音がしてました。
過去何度も分解しているので、ダメな箇所はおおよそわかっていました。
その箇所は過去一度も分解経験なし。
モーターなので、分解は難しい・・・
まずは原因の箇所が本当に正しいのかと、修理が可能か調べることに。
参考↓モーター交換方法の記事
送風モーター修理 パナソニック洗濯乾燥機NA-VR5600L分解
分解下準備
- 電源を抜く
- 給水栓を止める
- 給水ホースを本体から外す
- 上部のフィルターと、洗剤入れを外す
- +ドライバーを用意
- 数枚のタオル
傾けたときに確実に水が垂れてきます。
大量ではないので、タオル2枚程度で十分対処可能。
分解作業 モーターにアクセスする
本体を手前に傾けて倒す
洗濯フタはかなり頑丈なので、タオルをしいて本体を倒します。
- 真ん中の大きなパネルを外す
- 下部のアース線が付いているパネルを外す
(アース線はついたままでOK)
内部にアクセスできます。
2本のホースをす
透明の方はちょっと力を入れて、無理矢理抜くようなイメージ。
一番下のグレーのボックスが送風機能
配線が外れてますが、外す必要はありません。
ボックスを配線がついたまま起こします
起こせる向きはある程度決まってます。
横についている白いカタツムリのようなものがモーター部分です。
赤枠部分が送風モーター
送風のカタツムリを外す
ビス3つくらいでグレーのボックスに止まっています。
カタツムリのカバーを開ける
8個のビスで止まっています。
開けて、10mmナットでモーターを外す
このとき扇風機のような器具を止めておく必要があるので、手か工具で固定して、ナットを回しましょう。
モーターから送風器具を外す
この送風器具、かなり鋭いので手が切れます。
指が数箇所切れた
触るときは軍手等で触った方が良いです。
モーター裏側の3つのビスを外す
三箇所で止まっているので、外します。
どちらでも良いですが、モーターのコードも外しておきます。
交換しないなら必要ないです。
これでモーターの修理にとりかかれます。
モーターの修理 or 交換
完璧に直すなら交換が必要
取り外したときにはほぼモーターの軸が回らない状態
価格は7000円程度で購入可能。
品番:AXW401-7JG0
上記画像のスポンジとゴムを外し、スプレーする
パーツクリーナーで汚れを除去
クレ556で潤滑力アップ
裏側もスプレーで滑りやすくする
これでとりあえずの修理は完了。
ただ、完全に直ったわけではないので、いずれは交換が必須。
10回程度洗濯機を使いましたが、ファンは問題なく動いてくれました。
後は逆の手順で戻して終了
まとめ パーツが届くまでの応急処置としてDIY修理は使える
モーターが届くまでの応急処置としては十分使える潤滑スプレーで復活DIY。
手間でなければ、この方法を継続すれば交換しなくても長く使えるでしょう。
ただ、止まるとやはり困るので、交換がベストです。
安心の為、モーター交換をおすすめします。
10年経過して故障頻発なら買い替えがおすすめ↓
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