格安施工が可能な玄関土間　玄関を広くすることで満足度が飛躍的に上がるリフォーム　ポイントは石材タイル

もとの間取りは古い田の字型の間取り。

玄関を入ってすぐに下駄箱があるだけで、あとは廊下が伸びるのみ。

窓も無いので暗く、圧迫感が半端ない空間でした。

玄関を広くするんはどうやっても両隣の部屋の壁を移動するか、破壊するしか手段がありません。

もちろん部屋は重要なのですが、６０平方メートルのマンションで、４DKを無理やり実現している間取りに、もはや部屋はいらない。

いっそのこと一人か二人で優雅に暮らせる間取りしたほうが何かと便利。

というわけで、下駄箱を破壊して、一つの土間空間としました。

土間DIY作成時の記事↓

玄関から土間に変更するには、タイルを同じ素材で一続きにするのがポイントです。

同じ素材でつながった空間となり、広く感じます。

それでは実例を見ていきましょう。

中古マンションフルリノベーションの紹介記事↓

玄関を土間として広げるまるごとリフォーム　実例と費用紹介

フルリノベーション後の間取りです。

玄関からすぐ左側が土間として広がりました。

入ってすぐに廊下しか見えなかった玄関が、左に行くスペースが生まれ、広く開放的な空間になりました。

購入当初の玄関を見たときには本当にひどい状況で、これは住みたくない・・・という状況。

同マンションの他の部屋に挨拶で訪れたときにもやはり玄関の狭さが目立ってました。

玄関扉から一続きにした土間です。

玄関部分と部屋をつなげているためどうしても段差ができてしまいます。

段差を埋めようとすると、玄関扉すぐに段差ができてしまうため現実的ではないので途中での段差となりました。

段差には無垢床材と同じ木材を使い、段差部分をあえてアピールするようにアクセントを付けました。

タイルの石材と無垢の木材との相性が美しい。

ウォークインクローゼットへの上がり口。

無垢床材の木材で上り框として、統一感を出しています。

段差があるので、土間と部屋との境目もわかりやすくなっています。

土間の奥にはアクセントカラーのウォールペイントを施し、雰囲気を変えています。

真っ白だと面白みに欠けますが、色を使うことで変化が楽しめます。

玄関の上り框も無垢床材を使用。

無駄に框を変更するより、同じ素材で統一するほうが見た目も良いです。

素材も余ったものを使うのでコスト削減にもなります。

タイル部分土間にかかった費用です↓

土間部分には収納をそれぞれ設けています。

無駄なスペースを有効利用します。

玄関入ってすぐの場所には可動式の棚を設置。

棚下部分。

台座を設けて植物や花瓶等を置けるスペースにしています。

飾り方次第で、玄関入ってすぐの空間が美しくなります。

木材は無垢床材の余りを使って自作しています。

側面は白く塗装し、単純な床材ではなく、見た目も遊んでいます。

奥には靴収納棚を付けています。

上部だけでは不足する可能性がありますが、下部は空き空間となっているので、棚をおいても良し、土間にそのまま靴を並べても良しです。

棚板は木材を購入し、ブライワックスで磨いています。

木材の色をウォルナットカラーにするとまた雰囲気が変化します。

棚板収納は金具と木材ともに費用がまあまあかかっています。

廊下から玄関への見た目。

木材床と石材床タイルの相性が良い印象です。

とにかく狭く感じていた玄関から廊下のスペース。

壁を壊したり、扉を無くしたり、ドアをガラスにしたりと目線が抜けるポイントを増やしています。

リビング扉もガラスを使用し、玄関まで一気に抜ける見た目。

とにかく目線が抜けるような間取りにすれば広く感じることができます。

狭く暗い玄関を明るくすることで、素晴らしい空間に生まれ変わりました。

まとめ　玄関は広く土間にすることで実用的で開放的な空間となる

土間を作る際にはとにかく迷いましたが、狭い部屋をいくつも所有するより、広く快適にすることを目指しました。

玄関の見た目を改善することで同マンションの他の部屋とはまったく違う空間となり、満足しています。

石材タイルで玄関と土間を一続きにすることで、素晴らしい空間が生まれます。