湯村温泉 寿荘 を選んだ理由 湧泉の宿 ゆあむとの比較
台湾の春節休暇を利用して日本に遊びにきた台湾人との旅行。初日は関空到着後神戸から鳥取までの移動とハードなスケジュール。山陰を旅する予定だったので仕方ないが、移動が結構長い。
初日は鳥取での宿泊予定だった。日本に来るからには普通のホテルに泊まってもらうのも寂しいのでやはり温泉を選ぶことにした。台湾人も温泉が大好きなので。
湯村温泉は鳥取ではなく兵庫県だが、鳥取から30分ほどで行けるので近い。また温泉を利用したゆで卵や茹で野菜もできるので旅行者にとってはおもしろいものが多い。
そんなわけで湯村温泉を選び、宿をセレクトすることにした。今回の旅行は全て温泉宿予定だったので、1泊2食付きにすると全期間だとものすごいお金がかかる。よって全て夕食は無しのプランとした。
湯村温泉だとよさそうなところが、湧泉の宿 ゆあむ と 寿荘 がよさそうだった。初めはゆあむにする予定で、直前に安くならないか待っていた。毎週安くなってたので、待っていたが何故か2月から値下げがなく少し高めの料金が維持されていた。
これが決定打となり結局寿荘にすることにしました。
料金 寿荘と湧泉の宿 ゆあむの比較
両方とも1泊朝食付きのプランで比較。
宿 | 料金(宿泊費+消費税+入湯税) |
寿荘 | 12,528 |
湧泉の宿 ゆあむ | 18,300 |
その差、5,772円
これは結構大きかったですねー。直前に2000円程同様に値下げがあればと思っていたのですが、2月,3月はちょうど高い時期なようです。
これなら、寿荘にしてどこかでいいものを食べたほうがいいかなと思いました。
台湾から深夜便で日本に着いてからの旅行だったので確実に疲れて寝るだけの可能性もあったので。
寿荘 ゆあむ 検討段階での比較
寿荘とゆあむですが、湯村温泉に泊まる予定の方だと同じく比較検討するかもしれません。
両宿とも同じようなリニューアルしてキレイになった宿です。外観は両方共とても古いです。
寿荘 | ゆあむ | |
温泉 | 内風呂 | 内風呂と露天風呂 |
朝食 | ビュッフェ形式 | 決まったメニュー |
朝食特徴 | こだわりの食材 (普通) | こだわりの食材 (HPには強いこだわりを記載) |
部屋 | 和室 | ツイン |
部屋イメージ | リニューアルしたが普通 | モダンで繊細 |
ロビー | ブックカフェスタイル | よくあるくつろぎスペース |
ウェルカムサービス | 食べ放題・飲み放題 (15:00-17:00) or ワイン1杯・ケーキ2個・飲み物1杯 (17:00-21:00) | ティーサービス (17時まで) |
サービス | 温泉卵1つ無料 駄菓子プレゼント(女性限定) 女性用浴衣数種類 | 湯上がりティーサービス 無料(数種類あり) 無料マッサージチェア |
足湯までの距離 | 徒歩3分 220m | 徒歩4分 290m |
個人的イメージ | 一般的 | ちょっとした高級感 |
接客(口コミ) | 放置スタイル | 普通 |
寿荘の決定打
これはもう価格と私達の旅が初日というところの影響が多いですね。
両宿とも素敵ですが、行く前のイメージは確実にゆあむがいいです。キレイなイメージと露天があるとことが良かったです。
しかし、一番易いプランで比較した時に、ゆあむは値段が少し高いのとツインというのがいただけませんでした。
あと、初日に持ち込みで食事をしようと思っていたので、放置スタイルと分かっていた寿荘はプラスに働きました。
最終的には6,000円という差は大きいと感じたので寿荘を選びました。
湯村温泉 寿荘 実際行ってみた感想
温泉 内湯
まずは温泉です。リニューアルされてますが、天井がキレイにっているのみでした。お風呂部分は当初のままのようで、私はこれが風情があっていいと思いました。
あと湯量が多いので、常に溢れているような感覚です。
平日ということもあり、宿泊客も少なく誰とも合うことなくゆっくり入れました。
お風呂場外にもアメニティーが用意されてて、好きなソープ類を持ち込み可能でした。
またロビーでも色んな種類を貸出していて、楽しみがあって好感が持てました。
部屋
和室の部屋で、おそらくいくつか設定があって、私達の部屋はカップル専用のような部屋の名前だったと思います。狭いですが、必要にして十分。
少し残念だった点として、寝室及びメインルームの電気が白色だったこと。暖色であればもっと雰囲気がありますが、この部分だけがどうしても残念でした。
部屋にも温泉の湯が出るようになっており、部屋で入っても良さそうでした。やはりかなりの湯量がるのだと思います。
朝食
朝食は色んな種類があってかなり豪華に見えました。魚を自分で炭火で焼いたり、みたらし団子も自分で作ることができます。おもしろい試みで新鮮でした。
味はどれも普通でしたが、卵はおいしかったです。こだわりのというだけあって、新鮮かつうまみがあり、何個も食べたくなる味でした。
また食事会場は程よくプライバシーを保つために、暖簾のようなものがかけられており、それもよかったです。
感動したサービスとしては、この日は寒かったこともあり、足元が冷たかったですが、湯たんぽを準備してくれました。いいサービスです。
浴衣のサービス
女性やカップルには嬉しいサービスです。自分の好きな色を選ぶことができ全て無料で利用できます。基本放置なスタイルなので、本当に自由でいいと思いました。
まとめ 場所
夕食がないプランを選んで、夕食は持ち込みで調理をするというふざけたスタイルを取りましたが、これはこれで台湾人の彼女は喜んでくれました。
宿的にはあまりよくないことですが、山陰は新鮮な魚介がスーパーで簡単かつ安く手に入ります。これなら買って好きなものを調理した方が楽しみも増えます。
あんこうの鍋と蟹、刺し身、締めは雑炊とすばらしく美味しかったです。3000円もかからなかったので、相当安くあがりました。
自由なスタイルの寿荘だったからこそできたのかもしません。
寿荘を選んでよかった
終わってみたら大満足な宿でした。本当に放置でスタッフも基本的に姿を見せないことが多いです。何かあれば気付いてくれて距離感が絶妙でしたね。素晴らしいの一言。
おもてなしは細かいものがたくさん用意されているので、それぞれに満足できます。ここまでしてあると本当に人がいらないです。無駄な接客よりこういうスタイルが好きな人にはたまらないと思います。
また訪れてみたい宿でした。
場所
足湯までは階段が多いので、下駄だとしんどいですね。あと車通りの多い道路を挟んでいるので、子どもさん連れの方は気をつけたほうがいいです。ほんと危ないです。
台湾人女性の感想は?
今回の旅行で3泊しましたが、実際この宿が一番気に入っていたように感じます。アメニティーの多さと浴衣が自由に選べる、これは台湾人の心に響いたようです。
がちがちに決まったおもてなしよりも自由に自分でセレクトできるスタイルが素晴らしかったのだと思います。
部屋にも終始喜んました。やはり和室を選んで正解でした。
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