前編に引き続き、ガラス建具扉を再生していきます。
前編の記事は↓
前半では見た目のイマイチな古い建具の扉をカットして、1枚ガラスを収められるように加工しました。
さすがに上記にような扉をリノベーションで使うには残念すぎます。
曇りガラスすらもなんとも古臭く感じますね。
透明に1枚のガラスを収めるほうがシンプルで見た目も良くなります。
新しく買うと高いので、安く収めるとためにリメイク。
さすがにガラスDIYできないのでガラス屋に注文しました。
丸のこで枠をカットして1枚ガラスが入るように扉を加工。
上記画像まで、前編では紹介しました。
後編では、ガラスのはめ込みから塗装まで仕上げて完成させます。
早速DIYしていきましょう。
リビングガラス扉建具の再生後編 必要な工具
必要な工具
木棒とガラス止め釘とビス
ガラスを止めるためには細い木材を使用。
木材は細いビスや釘で固定します。
ペンキ:イマジンウォールペイント
豊富なカラーと圧倒的塗りやすさ。
オシャレカラーが多すぎるので選ぶのに悩みます。
シーラー:ミッチャクロンマルチ
ペンキの密着度を良くするためのシーラー。
ミッチャクロンマルチならどこにでも使えるし、間違いないシーラーです。
古いガラス建具ドアを再生する 後編 形を変更する
扉の穴が空いている部分を埋めておきます。
木材をカットして適当な大きさにします。
木工用のボンドで埋めます。
木枠は完成。
ガラスを収めるための枠を作ります。
細い木の棒でガラスを両側から固定します。
接着剤で木棒を枠と平になるように接着剤でつけます。
細めの木割れしない釘で、固定します。
さすがに接着剤だけでは耐久性がたりないので、釘を使用。
両側とも釘でもOKなのですが、ガラスが破損して交換することを考えて、反対側はビスで固定するのがおすすめです。
ガラスを収めるための片側の枠が完成しました。
隙間はパテで埋めるので、小さい穴は全然OKです。
この状態で、ガラスを注文します。
素人寸法でネット注文もできますが、ここは地域のガラス屋さんに、枠ごと持ち込んで、カットしてもらうのがおすすめ。
ガラスが到着しました。
3mmのガラスで約6000円程度でした。
ちょっと3mmだと薄いので4mmか5mmくらいがベストかもしれません。
反対側の押さえ枠をビスで取り付けて完全固定します。
ペンキを準備します。
イマジンウォールペイントのグレートーン、ティンロボットという名前のペンキ。
ちょっとイメージとは違う薄めの色だったのですが、最終的には結構気に入ってます。
シーラーを塗った木部にペンキを塗装していきます。
ペンキは薄っすらとぬるようにしましょう。
一度目塗りでは確実に全部塗ることは不可能です。
重ね塗りが塗装の基本です。
枠部の一度目が完成。
乾くと色が濃くなってきます。
扉部分も塗装していきます。
マットな質感が良いですねー。
一度目の塗装あと、段差が目立ったのでパテを盛っています。
その後ヤスリで多少ならしたあとに、2度塗りをしていきます。
2度塗りが終わり乾燥させます。
乾燥したあとは、ウレタンニスで保護します。
ウレタンニスを塗っていきます。
ウレタンニスは塗れば塗るほど光沢が出てくるので、今回はあくまで保護のため。
一度塗りでウレタンニスは塗りました。
ウレタンニスで保護して終了です。
前の扉が面影まったくなしの状態となりました。
かなり満足度の高い仕上がりです。
まとめ ガラス建具は既存扉を加工すると劇的に変わる
ちょっと加工するだけで、見た目が大きく変化する建具扉。
古いまま使っている扉も簡単に再生できます。
リメイクで費用がかなり抑えることができるのでおすすめです。
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