初めてやる物件再生は、やるたびに悩みが尽きません。
進めるたびに新たな課題が出てきて、どう解決するのか悩みます。
そして、、、計画をしっかり練らないと、空きの時間ができてしまうのも判明。
この工程を行わない限り、次に進めない作業がある。
最初に計画を練って進めるのが重要ですね。
今回は換気扇のダクト撤去。
換気扇のダクトは通常天井裏に存在しています。
天井を撤去した際に見えてきましたが、コンクリート躯体現しや、天井高を変更するとむき出し状態になります。
マンションだと、外の換気場所が決まっているため、換気ダクト部分の箇所だけ天井が低くなっていたりします。
今回の物件はまさにそれで、換気ダクト部分に無駄に石膏ボードが大量に使われていました。
換気ダクト部分の天井撤去はものすごい量の廃棄物でした。
それでは早速DIYしていきましょう。
換気扇ダクトの撤去 必要な工具
必要な工具
マルチツール
スパイラルダクトをカットするのに最高に使えます。
高所にあるので、ディスクグラインダーや丸のこ系は危なくて使えません。
マルチツールなら安全にカットできます。
タガネ
スパイラルダクトがコンクリート躯体部分に埋めこまれていました。
タガネで破壊しながら撤去するのに最適。
タガネって結構使える工具です。
ワイヤーカッター
スパイラルダクトを覆っている、断熱材のワイヤーメッシュをカットするのに便利。
らくらくカットできるので重宝します。
防塵マスク・手袋
古い床を撤去すると誇りや破片等、体によくないものがたくさん。
確実に防御しながら挑みましょう。
防塵マスク・手袋
断熱材が危険すぎました。
ロックウールか何かわかりませんが、粉塵が飛んで体中がチクチクします。
絶対に吸ってはいけない雰囲気が満載。
確実に防御しながら挑みましょう。
換気扇ダクトの撤去 実践
換気扇ダクトの周りには断熱材が巻かれています。
結構太くて、このままむき出しで使うことはほぼありえません。
かっこ悪すぎます。
撤去するにはまず断熱材を外す必要があります。
足場台を使って安全に取り外しを進めていきます。
足場台は結構重宝するので、持っておいたほうがよいですね。
三脚だと何度も移動しないといけないのが大変です。
外への出口はちょっと低くなっており、ダクトが曲がった形で排出されています。
この辺マンションの構造上の制限が色々あるので、ストレートにはいかないようですね。
ダクトの断熱材を取り外したのですが、取り外し中断熱材のロックウールらしきものが、舞うので一気に片付けました。
写真を撮ってる余裕はなかったですね。
あとから服を着ていない部分がチクチクしました。
ロックウール攻撃をもろに受けたようです。
断熱材を外すとスパイラルダクトが出てきました。
この状態であれば、むき出しにしても違和感なく使えそうです。
↑こんなイメージでしょうか。
こんなかっこよくできるわけもなくですが・・・
ここが最もやっかいです。
ダクトが躯体の中に埋め込まれていて、コンクリートで固定されてます。
カットしないとどうやっても外せそうにないので、マルチツールの出番です。
ディスクグラインダーと丸のこは危なすぎて使えません。
マルチツールで安全にゆっくりとカットしました。
躯体を抜けて、写真右側の壁換気扇に接続されていました。
壁側はフレキシブルダクト+アルミテープで固定されていたので、簡単に外すことができました。
排出側も同じようにフレキシブルダクト+アルミテープです。
排出場所が少し下がっているだめ、フレキシブルダクトで曲げて排出されています。
むき出しにした場合、ダクト部分のウレタンが結構盛ってあるので削らないといけないですねー。
やればやるほど、色んな作業が出てきます。
そもそも、ウレタンフォームに石膏ボードを貼るのが大変です。
GLボンドで固定しないとダメです。
ここにうまく石膏ボードの壁を作れる自信がまったくありません。
また悩みが増えましたね・・・
後はダクトを固定してる天井金具を外すだけ。
天井躯体には天井インサートという吊りボルト用の穴が90cm間隔で設置してあります。
石膏ボードを貼るためにGLボンド以外の方法を検討。
ベニヤを貼ってみました。
結局後で撤去することになるのですが・・・・
まとめ スパイラルダクトはむき出し仕様で再利用
天井躯体現しの場合、ダクトむき出しになります。
スパイラルダクトは新しく購入するのも大変だし、もったいないのでそのまま再利用するか、白で塗装予定です。
取り外したはいいですが、取り付けを一人でやるとなるとかなり大変そうです・・・。
ぼちぼちやっていきます。
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