【御朱印】五重塔が見せる美しい景色 山口県おすすめ観光スポットは瑠璃光寺

瑠璃光寺の御朱印帳 御朱印巡り
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山口県は【西の京都】、【小京都】と呼ばれ歴史ある人物や建物など観光スポットの多い場所です。

観光スポットが多いのになぜか宿泊率が全国ワースト2位という、素通りの県でもあるようです。

  • 広島、福岡に挟まれているので、観光後素通りされる
  • 日中の観光にはいいがあまり夜の賑わいがない
  • 1日で観光が終わってしまう規模

いろいろ理由があるかと思いますが、あまりぱっとしない印象があるのが山口県だと思います。

さて、そんな山口県ですが、歴史的な建造物はさすがと言わざるをえないものが多いですね。

今回は国宝の瑠璃光寺の五重塔を訪れてみました。

以前にも一度行ったことがあるのですが、今回は御朱印を求めて訪れてみました。

それではさっそく見ていきましょう。

見出し
  • 瑠璃光寺五重塔 場所
  • 瑠璃光寺境内の紹介
  • 御朱印帳と御朱印
  • まとめ
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瑠璃光寺 五重塔詳細

場所 瑠璃光寺

瑠璃光寺は山口県山口市にあり、湯田温泉からも近く、湯田温泉ついでに是非ともよりたい場所です。

香山公園 五重塔 瑠璃光寺 毛利家の墓がセット

瑠璃光寺の地図
見所が多い

とにかく見所が多い場所が瑠璃光寺です。

五重塔、瑠璃光寺、香山公園、毛利家の墓など無料で見所がたくさんあり素晴らしい場所となっています。

国宝瑠璃光寺五重塔の説明

瑠璃光寺の五重塔
瑠璃光寺五重塔

香山公園には、国宝の瑠璃光寺五重塔があります。その美しさは日本三名塔に数えられ、春の桜や初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、1年を通じて様々な姿を楽しむことができます。

水面に映る逆さ五重塔や、毎日日没~数時間ライトアップされ、暗闇に浮かび上がる姿も幻想的です。

ちなみに日本三名塔とは。

  • 法隆寺 奈良県斑鳩町
  • 醍醐寺 京都市
  • 瑠璃光寺 山口県山口市
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瑠璃光寺境内の紹介 

五重塔

瑠璃光寺の五重塔近くから
瑠璃光寺五重塔近くから

メインはもちろん五重塔です。

ほっそりとした五重塔ですが、かなり迫力があります。

瑠璃光寺の五重塔説明
瑠璃光寺五重塔の説明

国宝瑠璃光寺五重塔

この塔は、嘉吉2年(1442)に建立されたもので、室町時代中期におけるすぐれた建築の一つであるとともに大内氏隆盛時の文化を示す遺構として意義深いものである。

高さは31.2メートル桧皮葺独特の軽快さを見せており、軒の出は深くなっている。塔の身部は上層にゆくにつれて思い切って間をきりつめているので、塔の胴部が細く見えてすっきりした感じである。

これに対して初重の丈が高く、柱が太く二重目には縁勾欄があるので安定感が強い。鎌倉時代から和様、禅宗様、大仏様建築様式が行われているが、この塔は、大体和様を主体としていて、わずか一部に禅宗様の手法がみられる。

室町時代のものとしては、装飾の少ない雄健なものである。この塔は大内義弘の菩提をともらうためその弟の盛見がこの地にあった、香積寺の境内に建立したものであるが、江戸時代の初めに香積寺は萩に移り、その跡に瑠璃光寺が移ってきた。

その後、「瑠璃光寺五重塔」と呼ばれ、京都の醍醐寺、奈良の法隆寺と並ぶ、日本三名塔のひとつにも数えられている。

瑠璃光寺の五重塔アップ画像
迫力ある五重塔

近くでみるとよりいっそうすごさが伝わってきます。

ほんとよくこんなものが作れるなーという印象ですね。

歴史のパワーを感じれる場所です。

雪舟先生もいるよ

瑠璃光寺の雪舟
雪舟先生の銅像

水墨画のどんといえば雪舟先生ですねー。

画聖 雪舟

雪舟は応永27年(1420)に備中の国に生れた。長じて僧となり京都の相国寺に入って禅学と共に画技を学んだ。

その後40歳前後に、山口に来て天花の雲谷庵に居を定め画筆に親しんだ。

応仁元年(1467)大内氏の遺明船にのって中国に渡り、絵の修行に励むと同時に中国の風物に接した。

文明元年(1469)日本に帰った雪舟は山口に居住していたが、その後漂泊の旅に出て再び山口に戻ったのは文明18年(1486)頃と思われ雲谷庵をアトリエとして多くの傑作を残している。

有名な国宝「四季山水図」もこの年に描いている。以後雪舟はあまり漂泊することもなく主として山口で制作を続けていたものと思われる。

雪舟の没年場所については諸説があるが現在では永正3年(1506)87歳雲谷庵で没したというのが定説となっている。

雲谷庵はこの向の山裾に跡が残っている。

雪舟は朝な夕なそこから五重塔を眺め山口の美しさを感じたことであろう。

保寧山(ほねいざん) 瑠璃光寺 

瑠璃光寺の門
保寧山瑠璃光寺

瑠璃光寺の入り口門です。

非常に綺麗に整備されており、道路が舗装されています。

上記写真の門前には小さい石造りの石殿があります。ちょうど木と看板の間に見えるものがそうです。

瑠璃光寺 鎮守石殿

瑠璃光寺は古くから吉敷郡仁保の池にありましたが、江戸時代元禄3年(1690)にこの地へ移ってきました。

この石殿は瑠璃光寺が仁保にあった頃、当山十六世の重堂専宗大和尚が、寺の鎮守として慶安3年(1650)に造立したもので、そのことは刻銘によってわかります。

今までに仁保の旧地に残っていましたが、このたび瑠璃光寺の鎮守として此処に移し祀った次第です。

山口県には江戸時代初期の年号のある石殿は少なく、これは貴重な石造文化財と言えます。

瑠璃光寺の梵鐘
梵鐘

真ん中に写っているのは梵鐘です。梵鐘の説明も入り口にありました。

梵鐘

この梵鐘は、天文元年(1532)に吉敷郡仁保庄大鼻村(山口市)にあった光明禅寺のものとして鋳造されたもので、作者は藤原之国です。寄進をした願主は重近で、当時仁保庄で勢力を奪っていた平興奉(仁保氏第19代当主)の家来です。

この梵鐘は、瑠璃光寺の末寺であった光明禅寺が廃寺となった時に瑠璃光寺に移ってきたもので、瑠璃光寺が仁保庄からこの地に移転(元禄3年(1690))する以前のことです。

梵鐘の作風は素朴で、撞座の連華座の中房に花弁を造る工法は珍しいものです。かたちは比較的小型の部類に属し、胴張りの少ない、バランスのとれた美しいものです。

この梵鐘は、中世の防長の歴史・金工資料として貴重なものです。

永久保存のため、日頃は打つことができません。

瑠璃光寺の慈母観音
慈母観音

慈母観音とわらべ地蔵が祀られています。

母と子のような印象を受け安心感がありますねー。

瑠璃光寺の手水鉢
知足の手水鉢

知足の手水鉢

手水鉢の四方の字と真ん中の口とを結んで字を考えてください。

吾唯足知となります。意味はお解りと思いますが、現実に感謝し不平不満を云わず、より前進を誓う言葉ではないでしょうか。

この言葉は、お釈迦様が涅槃に入られる前、最後の説法「佛遺教経」の中に言われた言葉で、この手水鉢は禅宗の寺によく使われています。

特に石庭で有名な京都の龍安寺に置かれている手水鉢は水戸光圀公が寄進されたものです。

このつくばい手水鉢は表千家型の配置です。

真ん中の四角形を感じの「口」として、四方から見ることで、漢字の「吾」「唯」「足」「知」となるわけですねー。

京都の龍安寺に行ってみたくなりますね。

瑠璃光寺の高祖承陽大師
高祖承陽大師

上記写真の前には大念珠があり、念じながらゆっくりと8個の数珠玉を落として、自分の煩悩を除くようです。

8個を超えると「邪念」となるので気をつけろとのことです。

瑠璃光寺の大念珠
大念珠

大念珠を回しながら煩悩を取り除けということですね。

意外と難しそうでしたが、子どもがばっちり8個だけ数えることができたので、落ち着いてやれば邪念は入らないでしょう。

瑠璃光寺の水掛け地蔵
水かけ地蔵

子ども達は水かけ地蔵に水をかけていました。

ガンやぼけ封じにご利益があるそうですが、子どもには関係ないですねー・・・・

親のガンとボケ封じを願ってくれていたのだと思っておきましょう。

瑠璃光寺の閻魔大王
閻魔大王

閻魔大王もいました。

後生車があります。

閻魔大王の下にあるだけあって、後生車は念仏を唱えながら車を回すことで死者の供養をするそうです。

さて、いよいよ御朱印です。

御朱印帳はお気に入りを購入しておくのをおすすめします。

鬼滅の刃の御朱印もあります、購入は下記より↓

御朱印と御朱印帳

御朱印帳 瑠璃光寺

瑠璃光寺の御朱印売店
瑠璃光寺の御朱印帳

小型の瑠璃光寺の御朱印帳を買うことができます。

筆者てきとーるは四国88箇所の御朱印帳と、東照宮の御朱印帳しかなかったので、瑠璃光寺で御朱印帳を購入しました。

今後は瑠璃光寺の御朱印帳をお寺巡りの御朱印帳として使おうと思います。

瑠璃光寺の御朱印帳
瑠璃光寺の御朱印

瑠璃光寺の御朱印帳です。

1800円で、布のような刺繍模様となっています。

なかなかおもしろい御朱印帳ではないでしょうか。

全国色んな御朱印帳があるので、珍しいものがあると買ってしまいそうです・・・

御朱印 瑠璃光寺

瑠璃光寺の御朱印
瑠璃光寺の御朱印

お寺の御朱印は四国88箇所と比べると味気ないものが多いですが、瑠璃光寺の御朱印はなかなか迫力があっていいのではないでしょうか。

お寺の独自性があるほうがいいですよねー。

東照宮系はアルバイトが書いているのかつまらない文字が多いです。後日東照宮系の記事もアップします。

御朱印帳はお気に入りをあらかじめ買っておきましょう。

購入は下記より↓

無料で歴史を堪能できる素晴らしいお寺

瑠璃光寺のメイン通路
瑠璃光寺の前、香山公園

瑠璃光寺と五重塔いかがだったでしょうか。

国宝であり、山口県の観光スポットの一つでもあります。

見どころも多く、四季折々の景色も楽しむことができて、なおかつ無料。

それぞれの季節に美しい写真を撮ることができるので、何度も訪れて見たくなる場所です。

みなさんも山口県に訪れた際にはぜひ。

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