モトコンポレストア、やればやるほど、いろんな問題が出てきます。
先日ピストン部分をいじっていたら、ピストンリングを破損。
純正パーツがあるのかわかりませんが、あったとしても結構高額。
モトコンポの定価から考えるとかなりお高いようです。。。
モトコンポを引き継いでから約1年。
1年の間にやったことは油を取り除く洗剤清掃のみ。
タンクに錆防止でオイルが入っていたのですが、それが漏れ出していて、全てのパーツがオイルまみれという悲惨な状況。
オイルを清掃するだけでやる気をなくしました。
レストアするならパーツはキレイな状態のほうがやりやすいし、やる気も出る
正直汚い状態で組み上げていくと、かなり萎えます。
キレイな状態であれば、細かな部分まで丁寧に扱えるし、なによりやる気も継続。
良い状態で取り組むのがベスト。
というわけで今回は第1回の状態確認から、第2段パーツの研磨・塗装編。
第1段の記事は下記↓
それでは早速見ていきましょう。
モトコンポパーツ研磨・塗装編
必要な工具
- パーツクリーナー
- 金属ブラシ
- サンドペーパー
- ディスクグラインダー
- 塗装スプレー(ノーマル&耐熱)
パーツクリーナー
まずはパーツクリーナー、これはもう必須ですね。
これがあれば、油汚れを一掃できるので必須、結構な本数使うこともあるので多めに持っておきましょう。
金属ブラシ
錆汚れから油汚れまで、大まかな汚れを大胆に取り除くことができます。
ブラシでガシガシ削ります。
サンドペーパー
細かい部分、最終仕上げ、塗装の研磨等、使い方様々。
何をやるにもあれば良い、持っていて損なしな必需品。
ディスクグラインダー
こいつが一番無いと困ります。正直手でできないことはないですが、機械が圧倒的に楽。
一瞬で錆や汚れをキレイにしてくれる。
使って金属がキレイになっていく様子は気持ちいいの一言、クセになります。
塗装スプレー(シャーシと耐熱)
錆防止と耐熱は必須です。
耐熱が必要な場所のみ、耐熱スプレーで対応しましょう。
DIYやるならどれも持っておけば、いつかは使うので買っておいてストックしておくと便利。
パーツクリーナーはなにかと使えるので必須、ディスクグラインダーも結構出番が多いですね。
削る 研磨
金属部分の錆は相当しつこい、というか手でできるレベルを超えているものが多いです。
もちろん手でできないことはないですし、最後は手の仕上げが一番キレイになります。
しかし、今回はまずは組み立てて動くかどうかが重要。
ディスクグラインダーで一気に片付けるのがベストです。
ディスクの種類は様々ですが、金属を研磨するものを使用します。
サンドペーパー状のものもありますが、耐久性で劣るので、耐久性があって長時間使えるものが良いでしょう。
砥石系がベストです。
ディスクグラインダーを使うとあっという間に金属部分が見えてきます。
細かい場所は難しいですが、おおかまな部分はディスクグラインダーがベスト。
塗装 シャーシ塗装 耐熱塗装
熱源から遠く、熱を持つ心配が無い部分には、シャーシブラックで塗装しましょう。
ある程度下地をキレイにしたら、シャーシブラックで一気に塗装していきます。
価格もそれほど高い塗料ではないので、気軽に使えます。
エンジン付近は高温になるため、耐熱塗料が必須です。
値段は高めになるので、必要な場所のみ耐熱スプレーが良いでしょう。
基本的に使い方は同じです。
スプレーの使い方については下記動画が参考になります↓
研磨と塗装したパーツの紹介
ホイールも鉄素材、結構錆が出ており、塗装が必要です。
上記のように、鉄の棒を差して、スプレーすると汚れることもなく使えます。
ペダル部分は、バイクを倒したりしている影響か、パーツが歪んでおり、錆も多く発生してました。
足を乗せる部分は金属ではないですが、この際面倒なので、全体を適当に塗装しておきました。
本格的にキレイにする段階になれば、パーツ交換等も考えたいです。
サス部分もかなり錆がひどくなってました。
ひどすぎたので、あまり研磨せず、たちまちシャーシブラックで塗装しておきました。
また本格的にキレイにする段階になれば、やろうと思います。
今はとにかく触れる状態にして、まずは組み立てることを優先です。
ジェネレーター部分。
一度シャーシ塗装したのですが、耐熱塗装の方が良い気がしたので、再度研磨。
耐熱スプレーを使って塗装しなおしです。
耐熱塗料はマットな質感でした。
マットな質感は結構良いですねー、なんかレトロ感をより出してくれる気がします。
乾燥用にヒートガンも使いました。
ヒートガンもDIY必須です。↓
シリンダー部分の研磨はかなり難しいので、適当です。
深い部分までやろうと思うとかなり時間を取られます。
全体塗装後に、サンドペーパーで、接触部分のみ削っておくといいでしょう。
ガスケットが付着していて、取るのが結構大変でした。
ガソリンタンク部分は油と錆で悲惨でした。
塗装部分を研磨しても、錆がものすごく醜い。
タンクは結構妥協してます。
曲面部分はやれないことはないですが、手間がかかりすぎます。
ある程度研磨してあとは、塗装。
研磨した場所はうまく塗装が乗りますが、手を抜いた部分はやはりザラザラ。
まあまあ悪くない結果。
問題なく動くことが分かったら、もっと本格的に研磨塗装しようと思います。
裏面も普通に触れる状態になりました。
こだわり出すとキリがなくなりますが、乗れることが最優先なら、適度な研磨と塗装で仕上げるのがベスト。
まとめ 研磨+塗装でパーツを扱いやすくなる
パーツの油汚れ等がなくなると、作業もやりやすくなります。
パーツが汚れている状態では、やる気がかなり失われます。
下準備段階としてしっかりと研磨塗装しておくのがベストでしょう。
買っておきたい工具↓
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