小鹿田焼の窯元で出会った器を買う おすすめ観光
九州の山に囲まれた場所に位置する日田市にある小鹿田焼の里に行ってきました。
以前九州に行った際に、帰り道に小鹿田焼の里に寄ろうと思ってたのですが、なんせ山道だらけで、閉店に間に合わず。
今回は初日から小鹿田焼の里を目指して広島県からはるばる、九州大分県の日田市小鹿田焼の里に行ってきました。
この小鹿田焼の里ものすごい場所にあります!
北から山道でアクセスするとかなり危険!
小鹿田焼とありますが、鹿の文字があります。アクセスする道には野生の鹿と遭遇します。
てきとーるが行った時間は深夜だったのですが、山道で鹿と10頭くらいと遭遇しました。
山道からのアクセスはもはやジブリの世界です。
深夜だったので恐怖心も出てくる程でした。
そんな山奥に1つの集落があり、集落では小鹿田焼を共同窯を利用して昔ながらのやり方で作っています。
素晴らしい伝統的な小鹿田焼の里を今回は紹介したいと思います。
小鹿田焼の里の詳細
小鹿田焼とは
民藝の器として知られる小鹿田焼(おんたやき)は、西暦1600年に朝鮮から
みんげい おくむら
連れてこられた陶工により開窯された小石原焼(福岡)の兄弟窯です。
このため、技法などは小石原に共通するものが多いのが特徴です。
小石原から招かれた柳瀬氏と日田の黒田氏によって小鹿田焼の歴史は始まります。
約400年の歴史を持つ小石原焼(福岡)や龍門司焼(鹿児島)に並ぶ歴史の長さを持ちますが
そしてそれを今も守る独特のシステムがこの焼物を守り、
これらのことが柳宗悦やバーナード・リーチにより大きく評価され、その名前が全国に知れ渡りました。
小鹿田の伝統技法。「飛び鉋」、「刷毛目」、「櫛描き」、「流し掛け」、「打掛け」が有名です。
特に飛び鉋についてはてきとーるは大好きで、更に1本1本削りを入れており、実際に皿を触ると線がくぼんでおり、立体的に見えて美し器だと思います。
場所
九州は大分県、日田市にある小鹿田焼の里。
アクセスは日田市から北上するのが王道ですが、九州以外からアクセスする場合は北からアクセスした方が早いし、高速道路で大回りしなくても済みます。。。
が!
ものすごい山道を抜ける必要があります。
ジブリの世界を味わいたいのであれば北からのアクセスをおすすめします。
真夜中に走行する場合は本当に鹿が出てきます。避けるように逃げてくれますが、注意して走行しまよう!!
小鹿田焼の里の風景
小鹿田焼の里は昔ながら風景が多く残っていて、風情漂う素晴らしい町です。
昔ながらの方法で、川の流れを利用して、陶器に使う土をたたいています。
形を整えられた器は、外で乾燥させているようでした。
多くの窯元で、訪れた時(2019年8月上旬)は器と形作って乾かすという作業が行われていました。
小鹿田焼では1つの集落でまとめて窯を管理しており、一気に全ての窯で焼き上げ作業を行うようです。
小鹿田焼民陶祭 2019年10月12日、13日
年に一度小鹿田焼の祭りである、小鹿田焼民陶祭が開催されるようです。
小鹿田焼の里の全ての窯が、大々的に陶器を販売する祭りで、数多くの人が集まるようですねー。
近くなら行ってみたいのですが、かなり遠いので行くことができません。
購入した窯元① 黒木史人
飛び鉋の平皿です。6件ほど窯を巡って、黒木史人窯のお皿がよかったので購入することにしました。
正確には、贈答用として買いました。
デザインが繊細で、小鹿田焼独特の土臭さを残しつつも、現代風のテイストが感じられました。
1枚2000円程の価格でした。
訪れたときには平皿と湯呑だけでした。茶碗系は全て予約注文として、箱いっぱいに収められてました。
茶碗は人気なのかもしれませんねー。
購入した窯元① 坂本義孝
1件目として訪れたのですが、全ての窯を周った後に最終的にここで、自分の為にお皿を買うことにしました。
坂本義孝のお皿は、繊細さはないのですが、大雑把であり人間味が溢れる作品が多いと感じたので買うことにしました。
決してきれいなお皿という感じはなく、少し雑ですが、その雑さが印象的でした。
飛び鉋だけではなく、他の技法を使った皿も多数。
料理を入れると確実に映えるであろう、器が数多く見受けられました。
購入したお皿と壺
平皿ですが、少し深みがあり、器のようでもあり平皿にもなるようなデザインです。
飛び鉋の部分は堀りがあり、箸や指で段差を感じることができてアジのあるデザインとなっています。
かなり小さい壺で、薬味を入れるような大きさです。
使いみちは考えずに購入しましたが、置くだけでも存在感があるので、置物としてもいいかと思い購入。
全部で4500円くらいでした。
小皿を1枚サービスで付けてくれました。
まとめ 小鹿田焼の里は観光スポットとしても最高
小鹿田焼の里、いかがだったでしょうか。
タイムスリップしたかのような町並みと山々を感じることができる、ジブリの世界。
何か出てきそうな雰囲気満載でした。
時の流れが非常に緩やかに感じ、素晴らしい風景と、素晴らしい器。
是非ともまた訪れて、お皿を購入したいものです。
ネットでも購入できます。↓
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