やっとここまできたかと思える工程。
無垢フローリングを貼る作業です。部屋らしくなり、裸足で普通に歩けるようになる一歩手前。
DIYでやるからこそ実現する無垢フローリングです。
もともとの床は遮音フローリングがコンクリートの躯体に直接貼られており、なんとも味気のない見た目。
さらには床は重たいものやコロコロ椅子のおかげで、フローリングが割れている始末。
もはや再利用は不可能で、汚くてしょうがない床を一刻も早く剥がしたい状態でした。
遮音フローリングの特徴として、とにかく歩いた感触が悪い。
ブヨブヨした感触で高級感がまったくなく、落ち着かない。
安っぽさがどうしても満足できないのが遮音フローリングです。
今回はフルリノベーションなので、無垢フローリングを貼るために2重床にしました。
せっかくDIYで全部できるのだから、無垢フローリングをやらない手はないです。
歩いたときの気持ちよさ、そして湿気が多い時期には湿気を吸収してくれて、さらっとした歩き心地なのも最高です。
無垢フローリングを貼るのは初めての挑戦でしたが、絶妙な調整がやはり素人には難しく、結構苦戦しました。
隙間が空いたり、キツキツにしすぎて床鳴りいしたりとトラブルだらけでしたが、なんとか完成できました。
一部床鳴りは継続してますが。。。
それでは早速DIYしていきましょう。
マンション2重床に無垢フローリングをDIYで貼る 必要な工具
必要な工具
電動丸のこ
無垢材のカットに使用、必須ですね。
本当は卓上丸のこがあったほうが良いのですが、さすがに今回のためだけには買えませんでした。
丸のこ刃はできれば木材用の刃数が多いものを選ぶのが良いです。
電動インパクトドライバー
フローリングにビスを打ち込むのに使います。
これも必須で、手で打とうなんてまず無理です。
ダンドリビス
無垢フローリングを打つのに使うビスです。
細いので無垢材の割れを防ぎしっかりと固定してくれます。
専用のビットを使うものもあります。
根太ボンド
フローリングと下地の間に根太ボンドを塗ってはります。
フローリングと下地の鳴りを防いでくれるようです。
フローリングの説明書にも記載してあるので、必須です。
ウォールナット(オニグルミ)無垢フローリングをDIYで貼る
まずは壁側から並べて、壁側の幅をどのくらいにするか決める借り並べを行います。
廊下側でカットしたくないので、コンクリート躯体の壁側でカットするために幅を決めます。
多少の誤差は仕方ないので、ある程度で。
ある程度と思いましたが、やはりきっちりいかないとずれると大変なので、スペーサーをかましながら正確に借り並べしていきました。
スペーサーは2mm程度のものを使用。
荷物に使用する縛りテープをカットして使います。
後々苦労するのですが、取るときに結構な確率でちぎれます。
ちぎれて埋まった部分を取り除くのにかなり苦労したので、もっと硬くて破れない素材を使うのが良いです。
紙は絶対に避けたほうがいでしょう。
ダンドリビスは45mmの長さを選びました。
無垢フローリングの厚みが15mmで下地はパーティクルボード20mmと合板12mmなのでちょうどよい長さ。
ビスは三角形の形状。
ビットは1ケースに1本ついているので、問題なく作業可能。
普通のビスと比較するとかなり細いです。
打ち込みですが、45度に打ち込むのが最適。
ですが、自分でやっていると上の画像くらいが45度だろうと打ち込んでみると結構フローリングが奥に詰めながら固定されてしまいます。
上の画像がちょうどいい角度です。
やっていると結構上から打ち込んでいるかなーと思うくらいに打ち込むのが最適。
感覚的には60度くらいでやっている感覚がちょうどいいです。
スペーサーをはさみながら1列づつ固定していきます。
根太ボンドを必ず塗りながらフローリングを貼っていきます。
ある程度進んでくるとなんとも嬉しい光景です。
やっと普通の部屋らしくなってきました。
無垢床はやはり見た目がいいですね、安っぽさをまったく感じません。
反対側の壁際をはめるのが最も難しいと色んなサイトに記載があります。
実際に普通にはめるのはかなり難しいです。
解決方法としてはフローリングを45度にカットすることです。
左端を丸のこの機能で45度でカットします。
初めて丸のこの角度調整をしましたが、驚くほどキレイに斜めにカットしてくれます。
丸のこは本当に最高ですね。
普通にカットするだけで斜めになるなんて。
45度にカットすることで、簡単に端っこに入れ込むことができます。
ウォークインクローゼット部分です。
結構入り組んでいるので結構時間がかかりました。
おそらく時間にすると全部終わるのに丸3日はかかったと思います。
完成するとものすごく嬉しいですね。
なにより裸足で歩けるようになるのが最高です。
無垢の気持ちよさを足裏で感じながらDIYを進めていくことができます。
まとめ フルリノベーションするなら無垢フローリングは確実に選ぶべし
せっかくフルリノベーションするなら少し高いですが、無垢フローリングにするべきです。
気持ちよさが格段に違うのと、湿度調節してくれるので、快適な部屋になります。
満足度はものすごく高いです。
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