排水管の関係でキッチンの床を上げることになったので、キッチン床には床暖房を施工。
そして床暖房の上にタイルを貼ることにしました。
床暖房フィルムの施工記事↓
床暖房を施工するには、床暖房対応の床材が必要になります。
無垢材は床の歪みに影響するので仕様が限られるので、どうしても床暖房対応のフローリングになります。
見た目がいまいちなのが既製品のフローリングです。
今回は床暖房に適した、石材のタイルで見た目も機能も満たせるものを選びました。
石材タイルを床暖房で使うことで、熱効率が良い
石って熱伝導率が良いので、サウナや料理にも使われたりしますよねー。
熱を通しやすく、じんわりと温めるには最適です。
木材だとどうしても熱伝導が悪くなるので、あたたまりにくくなります。
しかし、床暖房も直にタイルを施工するわけにはいかないので、薄い合板を貼って合板の上からタイルを施工します。
それでは早速DIYしていきましょう。
床暖房フィルム上に石材タイルをDIYで貼る 必要な工具
必要な工具
床暖房対応タイル接着剤
今回はコンビダンというものを使いました。
混ぜるだけでモルタルのようになり、非常に扱いやすい接着剤。
しかも床暖房や暖炉等の施工にも使えるスグレモノです。
コテ
接着剤をならすのに使います。
きれいに接着するには必須の道具ですね。
レーザー水平器
タイルをきれいに並べるのに必須の道具。
DIYするなら確実にあった方がよいアイテムです。
キッチン床暖房フィルムに石材タイルを貼る
キッチンに貼るタイルは、サンワカンパニーの50cm角の石材タイル。
ポルトベロという商品で、価格はセールだったので、1ケース1300円程度、3ケース買ったので4000円くらい。
激安ですね、送料はまあまあしましたが。
まずは仮置しながら、タイルをカットしていきます。
このカット作業、丸のこで行うのですが、ものすごい音と、タイルの粉塵が半端ない。
狭い部屋で、部屋全体に粉塵が飛び交う光景はまさに地獄。
耳栓がないと、とてもじゃないけどカットできません。
部屋中が大変な状況になります。
集塵機もないと、カットしたあとの粉は掃除しきれないでしょうね。
集塵機買っといてよかったです。
まずはカットしながら仮置してみました。
うまくハマればあとは接着剤で貼っていく作業です。
ルーバーを設置したせいで、無駄なタイルカットが発生しました。
タイルの上からルーバーの設置も可能ですが、タイルに穴を開けて固定するのも難しいので、やはり避けてタイルをカットするのがベストかも。
使う接着剤はコンビダン、接着剤のようでモルタルのようでもあるものを選びました。
モルタル性質なので床暖房にも最適。
粉と液体が別々になっており、使うときに混ぜてモルタル状にして使います。
混ぜるだけなのでかなり使いやすいです。
混ぜると見た目は完全にモルタルです。
タイルを貼る準備ができました。
タイルをどけて、合板の上にモルタル接着剤を塗っていきます。
合板は2.5mmの一番薄いタイプ。
水平器を使いながら、1枚1枚貼っていきます。
合板の時点で水平はとれているので、接着剤はそこまできっちり水平にしなくても、タイルの重みと圧着である程度水平にできます。
2列目を貼っていきます。
大判タイルは一気に面積を稼げるので結構手間は省けます。
見た目も良いですね。
最初に仮置しているので、きっちりと収まってくれます。
一番奥のラストも貼り終えました。
一番おくは冷蔵庫を置くので、見えることはない場所です。
石材タイルなので、冷蔵庫の重さでもまったく問題なしです。
最後に目地材を詰めていきます。
大判タイルだとそれほど目地が無いので、材料も少なくて住みます。
小さいガラスモザイクタイルなんかは、目地材が大量に必要で入れ込むのも大変でした。
きっちりと収まって、ラインもきれいに出ています。
もともとエイジング加工がされているタイルで、足で踏んだ感触もザラザラ感があり、気持ちがいい。
なかなかざらついた石材を裸足で歩くこともないので、新鮮。
さらに床暖房ありなので、冬でも快適に過ごせます。
まとめ 床暖房には石材タイルが最適
床暖房には適した接着剤があり、石材タイルにはコンビダンがおすすめです。
使い勝手もよく、モルタルなので熱伝導率も良いのですぐに温まります。
石材は蓄熱にも最適なので、床暖房にはおすすめです。
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