黒川温泉の隠れ宿 四季の里はなむら
1に温泉、2に温泉、3,4がなくて5に温泉。
こんにちはてきとーるです!
何のセリフだよ!いきなり意味不明すぎるわ
温泉が大好きでたまらない、将来は温泉が出る家に住むのが夢です。
一生夢みてろ!
九州を5日間旅した時に、黒川温泉にちらっと寄ったのですが、なんかもう黒川温泉に見慣れてしまったというか、ワクワク感を感じなくなってました。
もう何回も行っている黒川温泉ですが、近年では海外からのお客も多く、あまり落ち着いた雰囲気が無くなってきたように思います。
昔はもっと隠れ宿的なイメージで、物静かな温泉街という感じでしたが。。。
何年前の話だよ!
最近は日本も変わってきましたねー。海外の方を多く受け入れてますし、どこに行っても海外の方がいます。
海外の方が多い!それはそれでいいのですが、あまり観光地化すると美しいものが失われることもあります。
というわけで、今回は黒川温泉の近くにある、小田温泉。四季の里はなむらを紹介したいと思います。
ここも海外の方がこられたりする人気の宿のようですが、黒川温泉のように観光地化していないので、ゆったりとしっぽり過ごせます。
全て離れの宿になっているので、家族連れでも安心して過ごすことができます。しかも全室温泉付です。
そんな最高なお宿、四季の里はなむらを紹介したいと思います。
黒川温泉にちょっと飽きてきたなーという方に是非ともおすすめしたい宿です。
では早速見ていきましょう!
四季の里はなむらの詳細 九州黒川温泉近く
場所
九州熊本県、南小国町に位置していて、黒川温泉からちょっといけばすぐ着いてしまいます。
黒川温泉とはまったく雰囲気が違い、普通の景色の中にポツんと宿が出現するようなイメージの場所です。
街全体が黒川温泉のように統一された雰囲気ではありません。
宿の価格と部屋構成
宿は全室温泉付の部屋となっています。
大浴場も露天風呂もありますが、全ての個室に温泉が付いています。
全ての部屋に温泉があるので、大浴場にほぼ人がいません!大浴場も自由にゆったりと入れるのも魅力。
価格ですが、日にちと季節で前後しますが、大人一泊2食で2万円と考えておくのがいいでしょう。
子どもはてきとーるが泊まったときは小学生未満で、一人4400円でした。子どもの食事を付けて布団無しという設定です。
大人 1泊2食付き 内風呂と露天風呂付客室 | 1人 20000円 |
子ども 小学生未満 1泊2食付 お子様プレートの食事 | 1人 4400円 |
大人二人、子ども二人で行った場合、5万円です。
普通に考えると高いですが、かなり満足でること間違いなしです。まず、内風呂と露天が付いて、1泊2食と考えると十分な価格だと思います。
子連れの場合じゃらんでの予約がベストです。子どもの設定を布団ありorなしを選択できます。全てありにすると高額になります。
じゃらんで布団無しを設定すると安くなります。実際には部屋に布団が備え付けれれているので、普通に使えます。
せこい・・・・
節約だよ!旅の知恵てやつだね!
受付から部屋まで
車で到着後はすぐにスタッフが車まで迎えにきてくれます。ある程度距離がありますが、対応してくれるのはありがたい!
スタッフは海外の方が多いですが、普通に日本語が堪能で、日本の作法や対応をしっかりと教育されていました。
人で不足の波は旅館にまで及んでいるんですねー。
囲炉裏のテーブルで受付をします。
冷たいお茶とおしぼりを出してくれました。これまたありがたいサービス。
受付後は内庭を眺めながら離れの部屋へと移動していきます。
↓部屋に移動するまでの内庭の雰囲気の動画
鳥たちの鳴き声が響いており、なんとも落ち着いていて心地がいい雰囲気です。
賑わいの多い場所じゃないことがいい影響を与えてくれてますね。
部屋に案内されると、お茶とわらび餅がありました。
わらび餅は冷やしてあって、結構おいしかったです。おみやげとして2箱買ったくらい良かったですねー。
部屋 内風呂+露天風呂付客室
部屋は2種類あります。
- 内風呂付客室
- 内風呂+露天風呂付客室
当然ですが、価格は露天風呂付の方が高いです。
和室ですが、寝室にはベッドがあります。
押入れには敷ふとんが多くあるので、敷布団が良い方は敷き布団も利用できるみたいです。
内風呂ですが、窓に面しており十分露天風呂の雰囲気があります。
露天風呂付客室なので、こういった窓に面した内風呂なのかもしれません。内風呂のみの場合だとまた雰囲気が違う可能性があります。
非常に雰囲気もあり、湯船は一般的な家庭用のバスより少し広かったです。大人二人が入っても十分な広さがありました。
露天風呂です。露天風呂は家風呂より大きく、大人と子どもが4,5人入っても十分な広さがありました。
当然露天風呂なので、開放感も抜群で最高です。
何より、部屋からすぐにそのまま露天風呂に入ることができるのは、露天風呂付客室の最大のポイントですね!
温泉の成分が豊富なのでしょう、蛇口がものすごいことになっています。
温泉はかなり暑いので、必ず水と一緒に入れる必要がありました。
硫黄臭がしますが、黒川温泉ほど強くはなく、長時間入っているとひりひりすることもありませんでした。
大浴場露天風呂と洞窟風呂
大浴場は内湯はなく、露天風呂のみとなっています。
全室に温泉がついているので、内風呂は必要ないのでしょう。開放感のある露天風呂だけで十分です。
タイルのせいなのかわかりませんが、色が非常に美しいですね。青い色をしているので、夏だと涼しい感じがして気持ちがいいです。
人が何組か宿泊していましたが、まったく同じ大浴場で会うことはありませんでした。
みなさん部屋に風呂があるのでそんな何回も大浴場を利用しないのかもしれませんねー。
夜はライトアップされており、一層雰囲気を高めてくれました。
月明かりがなんともきれいでしたねー。
- ナトリウム
- 炭酸水素塩
- 塩化物
- 硫酸塩温泉
動画! 洞窟風呂と露天風呂
洞窟風呂をくぐって露天風呂に移動する動画です。
非常におもしろみのある構造で、子どもも喜ぶと思います。
また、洞窟風呂をくぐって上にたどり着くと、景色のいい露天風呂に出ます。
上からの眺めはかなり気持ちがよく、いつまでも上の露天風呂にいたくなるくらい気持ちのいい場所でした。
洞窟風呂を抜けた、上からの露天風呂は最高の場所!!
宿泊客用ラウンジでいつでもコーヒー飲み放題
大浴場に行く途中に宿泊客用のラウンジがあります。
このラウンジが最高で、コーヒー飲み放題なのと、雰囲気がなんとも落ち着きます。
コーヒーメーカーがレトロ感があり、なんとも言えない雰囲気を出しています。
コーヒーは5段階に濃さを調整できるようで、好みのコーヒーを味わうことができます。
おもしろい構造で、薪ストーブもあり、冬にはあたたかい雰囲気の中でコーヒーを楽しめるのは最高かもしれませんねー。
本もおいてあり、長居できそうな雰囲気でした。
風呂上がりには毎回立ち寄りたくなる、いい雰囲気のラウンジ
夕食
温泉宿の楽しみの1つ、メインでもある夕食です!
部屋食ではないですが、専用の個室での提供です。誰にも邪魔されず、小さい子ども連れの家族にとってもありがたい!
料理その①
前菜です。鴨肉や寿司などバラエティー豊かな一口料理が並んでいます。
一番美味しかったのは、いちじくとハムと柔らかいチーズのような素材が一緒になったもの。チーズは初めての食感でレアチーズケーキにも近い触感。
ものすごくおいしかったです!
料理その②
刺し身系。刺し身と馬刺し!熊本と言えば馬刺しですよねー!!
旅館で出される馬刺しはやはりある程度ランクが高いものだと思います。柔らかく脂身もほどよくあり最高でした。
後日、スーパーで買った馬刺しは少し硬くなかなか無くなりませんでした・・・。
熊本県のスーパーで馬刺し買ってキャンプした時の記事は下記↓温泉旅館とはまったく違った過ごし方。
料理その③
野菜と肉、ドレッシングでいただきます。ドレッシングの写真がないですが、別の器に用意されており、ドレッシングをかけて食べます。
トマトやゼリーソースのすっぱさと、ドレッシングのなめらかで優しい味わいがうまく合わさってさっぱりといただけました。
料理その④
じゃがいもだったかな、冷製スープです。夏にはぴったりで、あっさりさわやかではありますが、スープの濃厚さも舌に伝わってきます。
てきとーる史上、冷製スープの中でもかなり上位に入るおいしさでした。
料理その⑤
豆腐のようながんもどきなような食べ物です。
このスープがものすごーくおいしい!和風のだしですが、深みがものすごくあります。スープだけでもおかわりしたくなるような素晴らしい味でした。
器は大きいですが、食べるものは小さい。こういった使い方っていいですよねー!
家では絶対にやらないお皿に使い方です。
料理その⑥
豚肉の黒ごま鍋。その場で料理してくれます。といっても、火を付けて食材入れて加熱するだけですが・・・
その場で行ってくれるので、野菜のしゃきしゃき感が残った状態で味わうことができます。
黒ごま風のピリ辛テイストですが、これまたものすごーーくダシがうまい!!
深みのあるまろやかなごまテイストがするのですが、ピリ辛がちょこちょこ邪魔してきます。しかし、このピリ辛がクセになる!
なんとも不思議な味で、思わず全部飲んでしまう勢いでした。
野菜も新鮮で食感がどれも素晴らしい。
料理その⑦
あゆの塩焼き。これはよくありそうな定番ですね。あゆだとは思いますが、それほどおいしい!というほどでも無かったです。
四国の祖谷の旅館で食べたアユに比べるとイマイチでしたね。脂ののり具合も無かったです。
しかし!!あゆの上にのっているにんにくの天ぷら!これがうまい!一口噛んだ時にびっくりしましたが、まさかにんにくとは・・・・
にんにくの天ぷらがここまでおいしいとは知りませんでしたね。
料理その⑧
熊本県大分県あたりではうなぎは有名なんですかねー。
うなぎが入ったご飯と味噌汁と漬物です。
うなぎと山芋がかけられてました。大分県日田市の日田まぶし千屋で日田まぶしを食べた後だったので、それほど感動は無かったですが、おいしかったです。
料理その⑨
ラスト、デザート!いたって普通です。
が、アイスかと思ったらとろけるチーズケーキでした。大人を意識したデザートですね。アイスより好感がもてます。
なかなか溶けないし、子どもがいても後でちゃんと味わうことができます。
夕食の総評★
大人を意識した量もほどよい素晴らしい内容でした。家族連れにも優しい旅館ですが、子どもを意識せず、大人にしっかり味わってもらう内容。
大人に味わってもらう味ですが、細かなところに家族連れであることを想定した料理構成と展開。心配りが感じられました。
食事は決して高いものではなく、自然なものが多い。
欲を言えば、一品肉類を提供してほしかったですね。肉がくるのかと思って期待してしまってました。
お品書きが用意されてると良かったと思います。
朝食
朝食は上記写真に味噌汁とご飯がつきます。
ご飯はおかわり自由。
それほど、感動するほどの朝食ではないですが、十分満足できます。
いつも思うのですが、朝食ってなかなかこれはすごい!!って思える内容に出会うことがないのはなぜでしょうか・・・
ご飯の味は普通でした。ご飯の味がうまい旅館は結構感動しますが、米の味はいたって普通でしたね。
まとめ 黒川温泉よりおすすめな小田温泉
さて、四季の里はなむら、いかがだったでしょうか。
黒川温泉の近くにありながら、黒川温泉とは違い温泉街という雰囲気はありません。
黒川に泊まると黒川温泉街を歩こうという気持ちになりますが、小田温泉の四季の里はなむらに宿泊すると純粋に温泉宿を存分に楽しむことになります。
家族だけの時間、二人だけの時間を存分に楽しみたいなら静かでしっぽりと過ごせる小田温泉、四季の里はなむらは最高におすすめです。
鳥のさえずりを聞きながら過ごす、部屋でまったりゆっくり温泉に浸かる、露天に入ってラウンジでくつろぐ。
どれをとっても満足のいく過ごし方ができます。
子ども達も部屋の温泉で大騒ぎしてはしゃいでいましたし、かなり楽しんでいるようでした。
いい思い出になったので、泊まってよかったなって思ってます。
是非ともみなさんも黒川温泉近くにいくのであれば、小田温泉四季の里はなむらに行ってみてください。
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