気づいたら石油ストーブが家に3台もあり、もはや扇風機並になってました。
フジカハイペット、アラジンブルーフレーム、そして今回紹介するトヨトミの高出力ストーブのKS-67。
フジカとアラジンと違い、ドデカストーブでものすごく暖かくなります。
石油ファンヒーターではなく、石油ストーブを愛してやまない筆者てきとーる。
石油ストーブの暖房効率は決して良くはないですが、見た目と使い勝手に魅力がある暖房機器です。
なんといっても、部屋をあたてめながらお湯も沸かせるし、煮込み料理に使えたりと生活を楽しむことができるのが嬉しい。
さて、今回はトヨトミの石油ストーブKS-67Hの紹介です。
石油ストーブはキャンプでも使えるものが多く、軽量で移動しやすいものが多いですが、KS-67Hはでかくて移動するにはあまり向いてません。
灯油を入れた状態で運ぶのはかなりの力が必要。
なぜ購入したのかというと、家でガッツリ暖を取るためです。
部屋が20畳以上あり、さらに吹き抜けという冬には地獄のような空間、移動が楽な石油ストーブではさすがに限界です。
購入して初めて使ってみた感想ですが、熱すぎる!
近づいてあたたまるとものすごく熱い、ものすごい火力で一気に暖めてくれるのが最高でした。
フジカハイペット、アラジンブルーフレームとは一味違う、ガチ仕様のストーブ、詳しくみていきましょう。
メリット・デメリット 3選 トヨトミ KS-67H
メリット 3選 広い部屋に最適
大火力ですぐに暖まる
購入した理由がまさにこの大火力です。
一番出回っているサイズだと火力が弱く、広い部屋だとなかなか暖まらないし、温かくなる範囲も狭いままです。
大火力であれば広範囲を一気に暖めてくれます。
天板部分が広く料理に最適
石油ストーブを選ぶメリットの一つに、湯沸かしと煮込み等の調理に使える点です。
KS-67Hは天板も広くサイズによってヤカンと鍋を同時置くことも可能。
火力も強いので、沸騰するのも早い。
タンク容量が大きく給油頻度が少ない
タンクの容量が大きいので、面倒な給油が少なくてすみます。
もちろん消費は早いですが、それだけ部屋の暖まりも早いです。
効率を考えると確実にKS-67Hは有利。
デメリット 3選 キャンプには不向き
重たくて移動が困難
当然と言えば当然なのですが、大火力が故タンク容量も大きく重たいです。
給油するときに外や玄関等までもっていくのが結構大変で、戻るのはさらに重たい。
灯油缶を移動して確実に給油中にこぼさないなら、灯油缶を移動した方が楽です。
でかいので場所を取る
かなり大きいので場所を取ります。
使うときはしょうがないにしても、保管時にも結構な範囲を占拠するので、収納が少ない場合は考える必要があります。
もちろんキャンプに持っていこうなんて、確実に向いてないです。
火力が強すぎる
メリットでもありますが、火力が強いので周辺がかなり熱くなります。
壁に近づけたり、モノを置くと熱さでやられます。
壁が一度ものすごく熱くなっていて焦りました、そのくらい火力の影響が大きいです。
トヨトミ 石油ストーブ KS-67H 紹介
スペックと価格
暖房出力 | 6.66KW |
高さ 幅 奥行き | 583mm 482mm 482mm |
重量 | 11kg |
タンク容量 | 6.3ℓ |
暖房出力がかなり高いです。
ちなみにフジカハイペットが2.5KW、アラジンブルーフレームが2.68KWなので、2.5倍くらいの出力があります。
価格は3万円くらい、フジカハイペットとアラジンブルーフレームよりも安いです。
出力が高いのにフジカとアラジンよりも安いというのが素晴らしいです。
見た目
トヨトミKS-67Hのブラックです。
黒光りしている光沢感のあるブラックで、重厚感もあります。
白は真っ白ではなく、少しアイボリーが入った色なので、部屋との相性で言うとブラックが一番使いやすいカラーだと思います。
火力がかなり強く危険なので、柵と一緒に使用しています。
大人だけだと問題ないでしょうが、子どもがいる家庭だと柵はあったほうがよいと思います。
見た目も鉄格子がおしゃれな雰囲気を出してくれます。
タンク容量は6.3ℓとフジカハイペットの3.6ℓ、アラジンブルーフレームの4.1ℓと比較しても大容量です。
芯の調整具合についての説明が貼ってあります。
点火初期は多めに出して、徐々に緩めていきます。
慣れるまでは何度も芯の出具合を調整してある程度出具合の感覚をつかむ必要があります。
点火方法
KS-67Hの点火は電池式で、芯を出す方向に回すと着火するようになってます。
ですが、筆者てきとーるは電池を入れるのが嫌なのと、ライターでの着火が当然のことだと思っているので、毎回ライターで着火してます。
着火する場合は蓋を開けて、点火部分を持ち上げて芯に対して直接火を付けます。
KS-67Hは持ち上げても隙間に余裕があまりないので、若干着火しにくいです。
フジカハイペットとアラジンブルーフレームは着火しやすいです。
着火はSOTOのトーチライターを使っています。
ガスを補充するだけで長期間使えるので、燃料切れを気にしなくていいのと火力が強く消えないのが嬉しい。
先端を伸ばすことができるので、トヨトミKS-67Hでも着火が容易になります。
隙間が狭くても簡単に先端を入れることができます。
ガストーチなので、途中で消えることがほぼ無い為、点火時には有利です。
火力も強く一瞬で着火してくれるのもうれしいポイントです。
着火後徐々に火力が強くなるので、火が強くなったら弱めるの繰り返しで調整してきます。
給油時 先の細いノズルが最適
石油ストーブに共通する点ですが、給油の入り口がかなり狭いです。
給油ポンプの先端によっては入らないモノがあるので、先が細くなったものを購入する必要があります。
普通の給油ポンプよりも、先が細くなっているタイプです。
筆者てきとーるは、プッシュ式で灯油缶の圧力で自動給油されるものを使っています。
電池等の電源式だと電池がなくなったり、使わない期間があると電池からの錆が付着して接触不良になるのが面倒なので、手動を選んでいます。
比較 アラジンブルーフレームとトヨトミKS-67H
まず大きさが圧倒的に違います、一回りどころではなく、2か3回りくらい大きい。
そして重さはかなり強烈ですね。
片手で持てないことはないですが、階段はまず片手では不可能。
アラジンなら片手でも可能ですが、トヨトミは両手必須です。
天板の広さは圧倒的にトヨトミが広いですね。
アラジンは結構置ける場所が狭いです。
フジカハイペットは大きいですが、さすがにトヨトミほど大きくなく、トヨトミならヤカン2つ可能です。
いろんな種類が登場している
アウトドアを意識したギアミッションモデル。
サンドカラーとカーキがあり、KS-67Hと同じ火力で、おしゃれ仕様になってます。
アウトドアを意識したモデルですが、キャンプに気軽に持っていける大きさではないので注意が必要です。
ギアミッションにも小型の石油ストーブモデルがあるんので、キャンプ使用なら小型モデルを選ぶといいと思います。
筆者てきとーる的には、KS-67Hはスタンダードなブラックもでるが一番無骨でカッコいいと思ってます。
上の画像は自衛隊で使用されているものと同じものを商品として出しているようです。
すでに完売のようですが、自衛隊モデルは結構かっこいいですねー。
柵が一体型になっているのが良いですねー、子どもがいる家庭にも最適です。
まとめ 家のメイン暖房として使うならトヨトミKS-67H一択
広い部屋でも石油ストーブを使いたいならKS-67Hがベストな選択です。
火力も十分で、暖まるスピードもかなり早いです。
調理・湯沸かしにも最適で、役に立つこと間違いなしな石油ストーブです。
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